1月19日週相場観
今週は日銀、ECB理事会と中国GDP,PMIがポイント
ドル円<短期↑、中期→、長期↑>
今週は木曜日まではドル買いが続くと考える。日銀の追加緩和期待もあると思うが今月は無風だろう。中国の指標が心配であるものの、ECBによるQEが相場を支えそう。一方で週末にはギリシャ選挙が控える中で積極的にポジションは取りにくく、利食いに押される可能性を考えたい。テクニカル的にはドル円は116-121くらいのボックス相場が1~2か月続くと考えている。
ポンド円<短期↑、中期↑、長期↑> ポンド円は売られすぎが示唆されて172円くらいまでは戻すのではないか?長期的には買い目線。ユーロポンドがこれまでのサポートラインを割ってきたのでユーロにひっぱられるのもある程度緩和されるか。とりあえず年初からの指標の悪さによるポンド安は一旦落ち着いたと思うが、今週は雇用指標と議事録がありサプライズはないと思うが念のため注意。
ポンド/ドル<短期↑、中期↑、長期↑>
ポンドドルは年初に書いた予想の下限をあっさり割られてしまった。1.5にオプションバリアがあり一旦やぶりにいかれる気がしてならないのだが、景況感自体は悪くないと思う。どうしても欧州通貨の1つであることや北海油田関連で原油価格に引っ張られてしまう部分が大きいと思うのだが強気予想で行きたい。
ユーロ/ドル<短期↓、中期↓、長期→>スイスが上限撤廃したことによりECBの国債買い入れ観測がさらに強まった模様。そのおかげで米株があまり強くない中でもDAXがとうとう10000ポイントを超えてきた。若干織り込み済みという気もしてきたが、日銀が緩和した時におきた円安を考えるとまだユーロ安は行き過ぎではないということになりそう。ただし理事会通過による一時的な反発には注意すべきで、週の初めで売り込むか(水曜日あたりから反発する可能性も考えて)、戻り売りの体制を整えておくかしておきたい。金曜日にはギリシャ絡みで売られやすいだろう。そこではユーロドルよりユーロ円を売った方がパフォーマンスはいいかもしれない。
豪ドル/ドル<短期→、中期→、長期↓>
豪ドルは中国の指標次第。しかし0.82アッパーは現状やや買われすぎな気もする。しかし銅価格が戻ってきており豪ドルも底堅くなるのか?いまいち方向性がわからないので様子見したい。
南アフリカランド/円<短期→、中期↓、長期↓>
ランド円はもう少し落ちてくれないと買えないよねってきがするよね。ヨーロッパとのつながりが強いことからやや不安感もある。