10連休はリスク要因だが・・・
5月にある10連休。fxなどは通常通り取引ができるものの、日経先物と現物株は大型連休となり、リスク要因が多すぎる。
現物株に関しては、レバレッジがないのであまりリスクは感じないが、先物とかはどう考えても10連休は持ち越せない。
このリスクを普通に考えると連休前はポジション整理の売りが多くなるというのが大半の予想だろうが、一方で元号が変わる祝賀ムードというのも間違いなくあるはず、というのを最近考え始めた。
売りをするにしても買いをするにしても4月の4週目ではなく、3週目あたりが勝負だと思っている。
久々に書いたついでに、為替の今年の見通し。
ドル円:年始に105円をつけたが、日銀の出口がまた一歩遠ざかり、米国の10年債は最近下げすぎ。ということで、大きな動きとしてはもう少し円安方向で考えたい。見えているリスク要因は米中貿易戦争と中国の景気減速。ロングの目標到達点は118円近辺。何か突発的なリスクがあれば100円割れも全然あり得る。今は200MAとの位置関係が微妙で、もう一度割り込むようなら考え直し。
ユーロ:ユーロについても利上げがまた1年遠ざかってしまった。brxitもリスク要因。アメリカよりも中国の経済状況がもろに聞いてくるので、弱気ではあるが、ユーロドル1.1以下はあまり想定できないこともあり、現在の水準ではやや買い目線。ただ、ユーロを買うのであれば、ユーロドルよりユーロ円。
ポンド:先週はいろいろと決まったように一見思えるが、実はほぼ何も決まっていないように思われる。英国の議員も何を考えているのかよくわからない。キャメロンはどこいったんだ。あまりにも安かったので買い目線でポンドドル1.45、ポンド円160円くらいをざっくり考えていたが、ブレグジットで想像より外国企業がイギリスから出てしまっていきそうで、今後の実態経済が心配になってきた。よって、ブレグジットの行方が決まるまでは買い目線だが、方向性が決まった後は少し売り目線に変更。
豪ドル:中国の景気減速のためか、いまいちよろしくない状況。高金利通貨としての魅力はアメリカの利上げのせいでほぼなくなり、さらに利下げが見込まれているような状況。ニュージー/オージーでオージーが弱すぎるので、これだけはオージーを買ってもよいかと思っているが、今年は利下げ懸念が消えない限りは中立からちょっと下目線。といっても今は若干買い持ちしているのだが。。。
ついに今週からSBI FXαで新規通貨ペアが取引できる。
しかし、ルーブルとかブラジルレアルとか、よっぽどのことがない限り手をださないか、出してもレバレッジ2,3倍まで。ルーブルは原油がめちゃくちゃ上がったときに売るか、めちゃくちゃ下がった時に買うくらいしか絶対に触らないと思う。
豪ドルと欧州通貨のクロスも始まったが、あえてやるならユーロかポンド買いの豪ドル売りだが、クロスで取引する必要性が感じられない。
唯一やりたいのはユーロ/ポンドくらい。これは他社でいじったこともあるし、流動性もまぁまぁあるし、方向性も出やすい。