今週は重要指標週だが、一番の不確定様相は中国PMIか?
今週を通過すると残りのイベントはFOMCだけといっていいくらい今週は今年の中で大事な週。
とはいえ、ECBはかなり織り込まれており、瞬間ユーロが売られるかもしれないが基本的に「事実の買い」になりそう。
雇用統計も大幅なズレが出れば瞬間的に動くかもしれないが、アメリカの利上げも既定路線なので今更動くという感じではない。アメリカについては今後の利上げペースを占う意味で、賃金の上昇率で多少動く可能性はあるが。
むしろ不安なのは明日発表の中国財新PMI。50を下回るのは確実として、これに回復傾向が見られるかどうかが問題。上海株が先週末崩れ、今日もボラティリティが高かったことを考慮すると、下手をするとまた下落率が大きくなる可能性がある。それによるリスクオフ相場にならないことを祈るのみ。