12月のアメリカ利上げは完全に既定路線に
昨日のFRB要人発言も完全に12月の利上げの為の地ならしになっており、議事録もその様な内容に。これによってほぼ市場には折り込み済みとなり出尽くし感からドル安に。そして株は不透明感の払拭もあり、上昇。
”追加緩和期待による円安”という幻に対する期待感から円はドルに対して買われなかったが相変わらずの現状維持で円高に。
それでも今のところ株価は崩れておらず悪くない状況か。
利上げが織り込まれたにしてはアメリカの長期金利が思ったより上がってこないなぁというのが正直な感想ですが。
年末までの焦点はECBの追加緩和の有無と、アメリカの利上げペースに関する発言の有無の2点となってきました。(テロのような不確定要素を除くと)
少し11月末くらいまではドル高の調整が続きそうな雰囲気もありますが、ユーロを引きつけて売る、というのが基本路線かなぁ。あとはいまいち調整の出ていないユーロポンドが月末動きそうな予感。