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ひふみプラス(ひふみ投信)と中小型株式オープン(投資満々)の今年の成績

TOPIXのグラフを配当入れ忘れた可能性があります。今後検証します。

 

市場が落ち着いて?きたのでこのタイミングで少し日本株の自分が積立買している投信について基準価格の推移を見てみたいと思います。

現在

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レオス・キャピタルワークス株式会社|レオスの投資信託(ひふみプラス)

中小型株式オープン(愛称:投資満々) | 三井住友信託銀行株式会社

を2:5:2で日付をずらしつつ積み立てています。

このうちアクティブファンドである「ひふみプラス」と「中小型株式オープン」の2つについてみてみましょう。

 

まず年初来

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ひふみの圧勝。5%ほどTOPIXを上回っています。また、グラフを見て頂くとわかると思うのですが、ひふみは上げも下げも比較的ゆるやかで安定している印象があります。

中小型株式オープンはそれと比較するとやや気流が荒い印象。

 

次に細分化して年初からの堅調な相場期間(1-5月)を見ましょう

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これはTOPIXが圧勝。この期間、銀行株がやっと上がってきたことも強く影響していると思いますが、こういった指数牽引型の展開では中小株中心のアクティブファンドはアンダーパフォームしがちなようです。

 

次に5月-8月のチャイナショック前まで

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TOPIX牽引の相場が終わった後に中小グロース株の相場がやってきたようで、ひふみ、中小型株式オープン共にTOPIXをオーバーパフォーム。この時期はまだ相場に危機感も薄く、大型一巡後の踊り場相場ではグロース株の出番なのか?というところ。

 

今の期間のギリシャショックの部分のみ切り取ると

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いずれも下落幅はほとんど変わらず、その後の回復幅で中小型株式オープンに軍配が。

 

最後にチャイナショック~現在まで

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ここでも最初の下落幅は3者共に一緒だが、その後の回復の過程でひふみが一歩抜け出し、最近のTOPIXの回復基調に対してひふみが上がっていけてないですが、これは年初の展開と同じだと筆者は今のところ考えており、TOPIXの上昇が一服したところからあげていけるかなと。

 

全体を通して気になっていることは「守りながら増やす」がモットーであるひふみ投信、現金比率をかなり引き上げることを掲げていますが、今回のギリシャショック、チャイナッショックの下落率を見るとさほど現金比率を上げていたとは考えられない点。今回の2つの下落局面は非常に短期的なものだったのでその必要性がなかったのか、どうか、今後の下落局面で真価が問われるように思いました。

 

今回は長く見ても年初来ということで非常に短期的な視点となってしまっていますが、勝負は長期的に指数を上回れるかどうかです。ま、たまにはこういう記事もよいかと思いまして。

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