中国株がバブルなのか?
ということが散々色々なところで言われていますが、中国に関する情報はほとんど持ち合わせてないものの断片的な情報から個人的見解を書いておこうと思います。
確かに、昨年から今年の上昇スピードについては早すぎたといわざるをえないと思います。上海総合指数は昨年の春が2000ポイントだったものが5000ポイントと2.5倍ですからね。
嫌なことは住宅価格が落ちてきて、そちらの金が株式市場に、しかも個人の信用取引が膨らんでいること。
それほど気にしなくてよいのではないかと思う点はそもそも中国株に非常な出遅れ感があったこと(リーマンショック後の回復スピードについて)。中国の指標はことごとく悪いが結局中国に限らず景気が悪い→刺激策→好感され実際の景況感指数と関係なく株価上昇が起きている、ということ。PERとかを考えると4000~4500ポイント、香港の本土系の指数(中国H株価指数)の目安が13000~14000と半年前からいわれていたこと、などを考慮するとしばらく上下動が激しくなるかもしれないもののさほど大きな急落を考えなくてよいのではないかと思っています。
さて為替ですが、ギリシャ問題が片付いたあとのユーロの動きが結局どっちになるかが一番の関心事。
前にも述べたように黒田バズーカ―の第一弾のあとアメリカのテーパリング開始による下落(2年前の5月)からの三角持合いのような展開をユーロでも考えています。
すなわち1.045-1.15くらいの三角持合いを想定です。最終的に抜けるのは8月以降と想定していますのでそれまではチャンス待ちといったところでしょうか。
あとは月末のユーロポンドの買いがそろそろ出そうな気がするのでそれに軽くベッドしてみようかな。