3月2日週相場観
毎度おなじみ月初の重要イベント週
ドル円<短期↑、中期↑、長期→>
また短期的な三角保ち合いを形成していたが、どうも上に抜けそうな雰囲気。短期的にはリスク的なリスクもなく、ギリシャの問題が一旦落ち着いたユーロ圏がやっとQEのことを思い出した感じの株価上昇地合になってきていると思われる。日経平均は16500-18000のレンジを上抜けしたのでターゲットはレンジ幅をプラスした19500程度と考えている。そうすると20000の大台を意識しそうではあるが、その前に失速すると思う。とりあえずいつもの様に雇用統計に向けて買われる展開かなぁと。ただし、今回の雇用統計の数字はあまり期待していない。ただ、もはや雇用者数自体よりも賃金の伸びの方が意識されそうで1月のようなパターンも考えておくべきか。
ポンド円<短期→、中期→、長期↑>
ポンドは短期的には買われ過ぎかなとも思うが、指標次第か。政策金利は今回も無風だろう。長期的な見通しとしては190円を超えて行くと考えているが、昨日のような押しを待ちたい。
ポンド/ドル<短期→、中期↑、長期↑>
ポンド自体は買い材料が出てきてもおかしくないと考えているが、ドルとの関係とユーロドルの下落に引っ張られることもあって難しい。前にも記述したがユーロポンドで取引したほうが無難かもしれない。まぁ現状1.5アンダーまで行く感じではないので押したら買って行くのもありかもしれないが。
ユーロ/ドル<短期↓、中期↓、長期↓>
木曜日に唐突に売られたがとりあえず年初来安値を見に行く展開か。ギリシャ問題自体はまだリスク要因としては今後残って行く。今週のECBはあまりネタにならなそうではあるが、まだユーロは下へいくか。投機筋のユーロ売りが最近買い戻されてきていたが、これがさらなる下落のエネルギーになるか、それとも巻き戻しが一気におこるか。ユーロ自体は貿易黒字があるのでどこかで大きなショートカバーはありそうだが。
豪ドル/ドル<短期→、中期↑、長期↑>
RBAは連続利下げしてきてもおかしくないかなぁと思っていたのですが、どうも雰囲気的には違うようだ。やはり少し売られすぎている嫌いがあり、高金利通貨はいつまでも売っていられないという事情を考えるともう少し買い戻しがきそう。
南アフリカランド/円<短期→、中期→、長期→>
一瞬買われることもあったが減速。まだレンジか。
以前ランドよりトルコだーといったんだすが、最近トルコはざわざわしていてよくないかもですね。
失礼しました。