1月26日週相場観
ドル円<短期↑、中期→、長期↑>
とりあえず先週は日銀の結果公表による下押しが想像より強かったものの基本的には読み通りの動きとなった。今週はFOMCがあるが、前回と目立った違いは出ないだろう。これがどう市場に取られるかはわからないが、基本的にはドルしか買うものがないというのが本音か。クロス円にひっぱられて下目線になることもあるかもしれないが、次の週の雇用統計を見据えて週後半から底堅くなるイメージ。
ポンド円<短期↑、中期↑、長期↑>どうにもクロス円全体が弱い状態で、上目線も苦しくなってきたか。ポンドも現在は利上げは来年以降と考えられており、指標がよくてもなかなか上がれない状態のようだ。利上げ派もいったん利上げ主張を取り下げてしまいポンドにはマイナス。ただこれ以上の下げも想定しにくいというのが今の考え。
ポンド/ドル<短期↑、中期↑、長期↑>
悪い予想があたり、1.5も割れてしまった。現在は戻しているが。ユーロポンドがもみ合いから下放れたので、テクニカル的にはユーロポンドを売った方がポンドドルの買いよりも良いかもしれない。チャートを見るとユーロポンドの次のサポートは0.7くらい。ポンドドルは下に色々サポートがあるが、ちょっとしばらく動きが見えない。
ユーロ/ドル<短期↓、中期↓、長期→>とうとう国債の買い入れが宣言され、ユーロドルはすごい勢いで売り込まれた。金曜日にはすごい戻りもあったが、基本的に戻り売りが出やすいだろう。今年の下限の目安を1.1としていたが、どうもパリティを目指す勢いを感じ始めた。今月だけで1000 pips落ちてますからな。
豪ドル/ドル<短期↓、中期↓、長期↓>
0.8が割れたので基本的に売り込んでいきたい。目安はやはり0.76くらいで。0.76あたりで少し買ってみるかなぁという気分。ちなみに利下げ観測が出ておりますので、しばらくは売り継続?
南アフリカランド/円<短期→、中期↓、長期↓>
ランドも一部では利下げが今年中にあるのではないかといわれている。消費者物価指数の低下などが理由だと思うが、利下げできる環境なのは南アフリカには良い環境だと思うが、それで通貨が上がるか下がるかは微妙なところ。