2015年相場予想
<1~3月>
ECBが国債の買い入れを開始。ドイツが強烈に反対姿勢を示しているので、1月は難しそう。3月までの指標次第か。いずれにしてもQEはもう免れないか。これによって株価は堅調といきたいところだが、ギリシャの政情不安が出てきてしまった。相場へ与える影響は短期的だと思うが、短期的にリスクオフになる可能性があるか。選挙のある1月後半~2月頭にかけてデジャヴだが下に掘る可能性に留意したい。
日銀はこれ以上は緩和策をとってこないと思うが。
<4~6月>
ドル高局面へ。利上げは6月と読んでいる。しかし利上げ観測が出てくるのはもう少し前で4~5月でECBの材料出尽くし感もありここで相場が大きく調整するか。ダウ、日経ともに15000くらいまでの調整もありうるかなと。
<7~9月>
しかし実際に利上げが始まってしまえば、株価は上昇局面に。イギリスも選挙が5月に終わり、徐々に利上げムードに。ただし、次にEU脱退かどうかという話も持ち上がってきて意外と一筋縄ではないかもしれない。
<10~12月>
株価がバブリーな展開になるか。利上げペースにもよるが、アメリカのGDPの伸びが前回と同じような水準が続くようであると引き締めペースがあがり、株のバブル、金利上昇からのバブル崩壊を迎えることが想像される。ダウが20000、日経が19500くらいで年末を迎えればまだ正常な範囲内だが、ダウが25000、日経が21000とかいったら危ない。