9月6日付相場観
ドル円<短期↑、中期→、長期↑> 基本的にはまだブル相場。年初来高値を一回つけてすぐに落ちる感じはいつもの東京時間の仕掛け。NY時間に上に行ったら行ったままだっただろう。雇用統計は非常に期待はずれだったが、そのおかげでダウの一段高も狙えるか?いずれにしても今週はMSQが中心で、再来週のイベントに向けてドル高の流れがもう少し続くのではないだろうか?
ポンド円<短期↑、中期↑↑、長期↑↑> スコットランド独立の住民投票の行方が不透明ということでポンドは一段と売られてしまった。さすがにドル円105円でこの位置は考えてなかったのでかなりやられているが、こちらも再来週までは我慢か。長期的には180円のスタンスは維持する。ちなみに再来週はイギリスでは火曜日物価指数、水曜日失業率(賃金)、MPC議事録、木曜日住民投票とあり、水曜はFRBもあることから大荒れの一週間が予想される。ついでだが、ECBのLTROの募集も木曜日からだった気がする。
ポンド/ドル<短期→、中期↑、長期↑↑> 基本的には上の通り。ちなみに週足のフィボナッッチの38.2%戻しをほぼ達成しており(1.628くらい)、次の50%戻しが1.6丁度くらなので、下値の目処として考えておきたい。
ユーロ/ドル<短期↑、中期↓、長期↓↓> ECBが利下げを実行し、1.3も一気に割り1.29付近まで落ちた。1.285ももう少しといったところ。まだまだいくかもしれないが、一旦1.3の攻防が繰り広げられるのではないか?再来週のFRB次第でどちらに動くかよりはっきりすると思う。が、もうそろそろ楽なトレンド相場も終わるんじゃないかなぁ。(乗れなかった)
豪ドル/ドル<短期↓、中期↓、長期↓> AUD/NZUも駄目そうだった(資金がなくやってない)。豪ドル/ドルは完全にレンジ内の動きとなっており、9.4も超えてくるかもしれないが、9.5はスティーブンスが許さなそう。先週の上昇はユーロ/豪ドルの豪ドル買いだったと思うのだが、豪ドル/ドルはしばらくレンジを抜けなさそうなのでトレンドが出るまで手出し不要。
南アフリカランド/円<短期→、中期→、長期↓> ランドも対円では上昇しているが、対ドルでは1.05-1.08くらいのレンジとなっている。ランドが10.5を下抜けないと10円は辛そうなのだが、今の状況では難しいか?安くなるのを待ちたいが、半年くらいは無理そう。