9月9日週予想(更新2)
<米ドル/円>98.5-100.8(現在値:99.1)
<ポンド/円>154-158(現在値:154.9)
<ユーロ/ドル>1.305-1.325(現在値:1.3176)
<ポンド/ドル>1.545-1.565(現在値:1.5629)
<豪ドル/ドル>0.89-0.93(現在値:0.9190)
来週はこれから決まるオリンピック開催地
シリア問題が一番大きく動く要因か。
月曜に本邦GDP改定値(4-6月期)の発表があるが、月曜日でオリンピックとの兼ね合いからあまり大きな要因にならないような気がする。
その他アメリカの指標も多数あるが、再来週に控えるFOMCに向けてそれほど大きく動かないと予想。
シリア自体は中東なので日本時間の夕方~だが、結局動くのはアメリカの決議となると
深夜時間帯となり、私のような兼業ではその時に変なポジションを持っていないように気を付けるということしかできなさそうだ。
しかしシリア問題に関しては、ケーリーがしゃべったときも、プーチンがしゃべったときも、瞬間的になだれのように円高に傾き、そのあと見事なまでリバッている。リスクオン、オフというが、投資者心理を利用した短期の投機的な動きにしか見えず、落ちたところでドル/円なら押し目買いを狙いたいところかもしれない。(さらに値崩れした時にどう対応するかが問題だが)。おっかけ円買いはよほど初動で入らない限り底のポジションを持つ危険性があるように思えた。テロが起きたら別問題だが、地上戦にならない限り中長期的に見れば要因としては小さいだろう。
豪州の選挙では出口調査で野党勝利との一報。これは織り込み済み?な気がするが、あとは議席数ですか。
<米ドル/ドル:98.5-100.8>
東京オリンピックが決まりご祝儀相場なるか?98.5は堅いと予想しているが、崩れた場合は97台も想定したい。上は重いが、まずは100.8までけるかどうか。ここを抜けると次は101.5が見えてくる。
<ポンド/円>154-158(現在値:154.9)
大まかな想定。ポンドの動きが読めないが、ドル円主導で動きそう。160円台は厳しいだろう。
<ユーロ/ドル>1.305-1.325(現在値:1.3176)
1.34まで行き、そろそろ天井かなと思っていたら、思ったより急スピードで下落。しかし1.3を割ってくる気はしないし、上を追う展開でもないだろう。基本的にはレンジと予想。
<ポンド/ドル>1.545-1.565(現在値:1.5629)
ポンドはわからん。最近イギリスの指標が良く、そのたびに上にはねるが、1.55-1.56台を行き来している印象。最近安値の1.5427?までは落ちないと思うが、何かをきっかけで一回は落ちるかなと。
<豪ドル/ドル:0.89-0.93>
選挙は保守連合の圧勝。これで政権交代となった。単独過半数も行く模様?(要確認)。政権交代は織り込み済みとして単独過半数で多少豪ドルが+に動くだろうか。ただ、先週の上がり方(0.89→0.92)と、雇用統計後に豪ドルの動きがあまりに0.92付近で限定されていたこと(選挙前の手控えかもしれないが)を考えると、上値は限定的と読む。ただ、RBAの利下げの可能性発言がなくなってくるならまた状況は変わるのかもしれない。下値は事実でなんとかで先週の窓埋めを含めて0.89、上値は0.93と予想。豪ドル高をRBAが懸念していたことから、ここを超えると何か材料がでてくるのではと予想します。(追記:中国の指標もよかった。ストより豪ドル/円ロングの方が安定性があるかもしれない)
<ランド/円:予想なし>
先週末より上昇機運が高まり、9.3くらいから9.9くらいまで1週間余りで上昇した。この間円は最終的に80銭程度しか円安になっておらず、ZAR/USDのレートが動いたということだ。ただ、9.3というのがこの円安局面において低かっただけで、今後これ以上の上昇は難しいと思う。チャート的には日足、週足でダブルボトムを形成しているようにも見えるが、10.5を上抜けるためには、ZAR/USDが9.6を明確に抜けるか、JPY/USDが110円とかいかない限り難しそう。よって、いって10.2下がって9.4くらいかと思いますが、スワポで塩漬け状態でして、ポジションを新たに作る通貨ペアではないと思います。
この記事は選挙結果、オリンピック結果を受けてから追加します。