ドル高は進むのか?
様々な観点からドル高になっておりますが、そのあおりで新興国通貨がやばい。という感じでしょうか。ポンドは買い戻しの目安と思っていた134円を軽く超えましたが、ここから上にいくかどうかはちょっと自信がありません。
株価のほうも特にアメリカで売られる株と買われる株が鮮明にでていることから指数もまだら模様でまだよくわかりませんね。ちょっと先週はご祝儀感もあったのでダウの高値更新はそろそろ打ち止めでしょうか。
世界各国で低金利状態が続いていた銀行株は規制緩和の可能性あり、金利の上昇ありで、好調ですね。一方でヒラリー敗北によって買い戻されるかなと思っていたバイオ医薬品もまぁ上がったといえば上がったのですが、下がった分くらい。結局のところ、医療費は国がある程度負担しなくてはならなくて、そうすると薬価の上昇というのは抑圧されてしまうのですよね。高所得者だけがうけられる医療、というのは実現しにくいわけで。
とはいえ、NASDAQ BIOは金曜日は利益確定売りだったと信じて、もう少し様子見です。
どっちに転んでも、、、うーん
大統領選が近いですね。
トランプリスクとやらで株価がだだ下がりですが、ヒラリーがなってもうーん、という感じですよね。
年齢上の問題から2期8年は難しそうですし、そうなると在任2年目くらいが色々な山場になりそうかなぁと。いうわけで、まぁ1、2年の間はどうにかなっても2018年あたりから相場は下がると予想しておきます。
とりあえずポンドの買い戻しがどこまで進むかが注目点です。
9月5日週為替予想
前回は大幅に外してしまった。今回も難しいですなぁ。
<ドル円>短期↑ 中期↑ 長期↑
私感では雇用統計はまずまずの数字と思う。それより心配なのはISMの数値だったが。金曜日の時点ではNYも連休前であったし、まだ判断に迷っている状況だと思う。ただ、ことドル円に関しては上昇するだけのいくつもの理由がある。①今年中に利上げはありそう。②株値は安定して推移している。③まだ9月の日銀の政策への期待感が何故かある。④円買いのポジションが積み上がっている。これに加えてファンド勢がドルコールのオプションを組んでいるようなので、とりあえず中長期的にみると110円くらいは見ておきたい。とはいえ、来週には104.5のOPが沢山あるそうなので少し踊り場になる可能性も。
レンジ103.5-106
今週はとりあえずドル円だけです。
ポンドはやや下、ユーロは横、豪ドルは火曜日に上にいってその後下かなと思ってます。
投信状況
5ヶ月程たったので、もう一度投信の状況をみてみるこことにした。
まず、現在の積み立て設定
そして前回時点
目標は先進国株式の割合を挙げることと、国内REITの割合を落とすことだった。
そして現在
円高によって先進国株式の進捗状況がいまひとつ。国内株式はグロース株が大崩れしていないことからあまりウエイトが下がっていない。国内REITは積み立て額を減額していることから、少し下がってきたがまだ足りない。
今回は時間もないのでリバランスを考えるのはやめておく。
最後に各資産毎の損益(全体では-2.4%)
新興国債券がプラスなのは、ロシアの債券を安いところでかったのが大きいだけで、インデックス投資としてはややマイナス。やはり円高の影響がもろにでてしまっている海外株式が痛い。バイオ医薬系の不調も大きいが。新興国はインド一本で、株価は戻ってきているが、為替の影響がねぇ。。。
8月15日週予想
お盆で少し暇なので、たまにはやっておきましょう。
まぁ市場もお休みムードなので予想もつまらなめですが。
<ドル円>短期→ 中期↓ 長期→
米国、ドイツの株価は好調だが、これは景気の良さを必ずしも反映していないところが悲しいかな。一人勝ちのアメリカさんもさすがにきついと見え始め、年内の利上げも難しくなり、来年には逆に利下げに転じてしまうかもしれませんね。雇用は悪くないんですけどね。直近の高値安値の100.8-102.5をやぶるパワーが今週はないと思うのでレンジ予想もそのへんで。
レンジ100.6-102.3
<ポンドドル>短期→ 中期→ 長期↓
ポンドは下目線にならざるをえない。のではあるが、ポジションが傾きすぎており、どこかのポイントで反発するはず。それがいつか。基本は11月に追加緩和をすればそこで出尽くし、というのを考えるが、短期的には7月の指標が想像よりは悪くなかった、ですんでくれるのが一番良いかな。
レンジ1.275-1.31
<ポンド円>短期→ 中期→ 長期↓
ポンド円も円高、ポンド安で苦しい。195円ていうのは昨年の数字だった気がするんだが気のせいか。と思う程の下落スピード。指標次第だが、一旦底打ちも視野に入れて横予想。
レンジ128-132.5
<ユーロドル>短期→ 中期→ 長期→
ユーロには何の面白みもなくなってしまった。材料がなく、どちらにいくか全く分からない。ポンドに連れ安かなぁと思うのだが。あと、前回書いた通り、ユーロポンドの天井をそろそろ考えたい。
レンジ1.11-1.12
<豪ドル/ドル>短期→ 中期↑ 長期↑
豪ドルは最近強かったが、金曜日は反落。少しお日柄調整か。まだ利下げの可能性もあるが、前述したように、アメリカサイドが弱くなる可能性があり、そうなってくると緩和的な通貨である豪ドルもまだ金利は高めで買われそう。
0.762-0.774
<ランド/円>短期→ 中期↑ 長期↓
ランドも基本的にオージーと同じ考え方でどうだろうか。中期的にはあがりそうだが、とはいえこの通貨は最後は下がるので適当にリスクオフになりそうな局面で売るのがいいはず。
7.45-7.65